出血が止まらないは、思春期でもよく起こります。

初経があっても、排卵～月経のサイクルができるまでは時間がかかるからです。

また、順調に来ていても、ストレスや体調などで思春期は月経周期が乱れることは少なくありません。

そのため、少量の出血なら、1か月くらい様子を見ることもあります。

そして、更年期の不正出血と違って、子宮体がんの可能性はまずないので安心してください。（もちろん、性交経験がある場合は、子宮頸がんの検査は10代でも受けるようにしましょう。）

それでも、出血が続くとやっぱり心配ですよね。

そんな場合はすぐ受診してください。

検査は腹部から超音波検査をします。

内診台での診察は原則しませんので、安心してください。（もちろん、性交経験がある場合は相談させてください。）

超音波検査でおおよその原因や今後のことが予想できます。

出血が止まりそうなのか？続きそうなのか？なども、大体わかります。

そして、薬を使うかどうかを相談します。

出血が止まらないことは思春期ではよくありことですが、頻回に起こるようなら、普段から低用量ピルで調節するのがいいですね。

最近では、飲みやすい「超低用量ピル」が3種類に増えました。

思春期でも安心して使えます。