平成31年度が始まりました。

新しく始まること、変更になることなどがあり、戸惑いますね。

当院での変更点といえば、以下の2点です。

１．子宮頸がん検査の結果に2週間かかります。

検査方法が変わるためです。

今までは細胞を採取して、プレパラート（ガラス）に塗る方法でしたが、「液状細胞診」という方法に変わります。

採取した細胞（粘液も付いてる）を特殊な液に入れ、細胞だけを取り出して顕微鏡で観察するという方法です。

細胞の処理に時間がかかるため、結果が出るのに10日ほどかかることがあります。そのため結果説明は2週間後とさせていただきます。

以前から細胞を専門にやっている医師の間では、「液状細胞診」の優位性が話題になっていました。

既に導入している医療機関もありますが、ようやく当院契約先の検査会社でも扱うようになったので、より良い方法で行うことができるようになりました。

２．横浜市乳がん検診の視触診が選択制となります

横浜市乳がん検診を受けるときに、視触診（690円）をするかしないか選択ができるようになりました。以下の方は視触診も受けることをお勧めします。

・女性ホルモン剤を使用している方

・自己触診（セルフチェック）をしてない方

・その他

よくわからないという方は、触診もお受けください。