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院長ブログ
低用量ピル 子宮内膜症予防
一昨日の低用量ピルの話題の続きです。
低用量ピルには(1)排卵抑制と(2)子宮内膜を薄くする作用があります。本日は(2)内膜を薄くすることで予防できる病気の話です。
?どうして内膜がうすくなるの?
ピルにはエストロゲンと黄体ホルモンという2種類のホルモンが入ってます。そのうちの黄体ホルモンに子宮内膜を薄くする作用があります。
☆子宮体がん(子宮内膜がん)予防 ☆
子宮体がんは、内膜が異常に増殖して悪性化したものです。したがって、ピルを飲むと内膜が薄くなって子宮体がんになりにくくなります。
☆子宮内膜症予防 ☆☆
少し難しい話になります。お付き合いください。
子宮内膜症の原因ははっきりしていませんが、「逆流説」というのが有力です。
月経時は子宮から腟に血液が流れてきますが、一部卵管を通って腹腔内に逆流します。これは事実です。
逆流した血液の中には剥がれ落ちた子宮内膜細胞もあって、それが腹腔内や卵巣に生着して発症するというのが「逆流説」です。
したがって、月経量が減れば、逆流する血液も減って、子宮内膜症の予防になります。
ピルを飲むと内膜が薄くなって月経量が減ります。逆流血も減ります。子宮内膜症の発症が減ります。・・・ということです。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。