▼ MENU
院長ブログ
漢方 生薬は何が入っているのかな?
昨日は月経痛の処方に「きゅう帰調血飲第一加減」というのがあり、
エキス剤の当帰芍薬散と桂枝茯苓丸を合わせると、似たような処方になるという話をしました。
実際に2種類のエキス剤を合わせるとどうなるのでしょうか?
【当帰芍薬散】
当帰、芍薬、センキュウ、朮、茯苓、沢瀉
【桂枝茯苓丸】
桂枝、茯苓、牡丹皮、桃仁、芍薬
それぞれの生薬の働きを見てみましょう。
① 当帰、芍薬、センキュウ・・・平滑筋の鎮痙作用(子宮の収縮をしずめる)
② 桃仁、牡丹皮・・・うっ血(お血)を除く
③ 朮、茯苓、沢瀉・・・水をめぐらせる(利水作用)
④ 桂枝、当帰、センキュウ・・・血行をよくする
このように2種類のエキス剤を合わせると、子宮の収縮を抑えて、お血を除き、血行を良くして月経痛を改善する処方になります。
ただし、便秘がある場合は他の漢方、桃核承気湯や通導散などが処方されることがあります。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。