院長ブログ
低用量ピルは黄体ホルモンが主役!
<9月28日(木)は講演活動のため植田不在となります。外来は金子医師が担当しますので、ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。>
低用量ピルは、
2種類の女性ホルモン「エストロゲン」と「黄体ホルモン」
が配合されたホルモン剤です。
昨日、低用量ピルは黄体ホルモンが主役!と書きましたが、
それについてもう少し詳しく説明しますね。
ピル開発の歴史は1950年代までさかのぼります。
「妊娠中に排卵が起こらないのは、
黄体ホルモンが大量に分泌されているからに違いない」
と考えた研究者が、
黄体ホルモンを使った避妊薬の開発を始めました。
ところが、不正出血が起きやすかったり、
排卵を抑える効果が今一つでなかなか上手くいきません。
たまたま研究中にエストロゲンが不純物として混ざってしまい、
怪我の功名とでも言いましょうか、
黄体ホルモンにエストロゲンを配合すると、
不正出血の副作用がなくなり、
避妊効果もアップすることがわかりました。
そこから「エストロゲン」と「黄体ホルモン」の配合剤=ピルの開発が進みました。
避妊薬は健康な女性が長期間飲むものですから、
安全でなければなりません。
改良や低用量化により、現在の低用量ピルが作られました。
避妊薬として開発された低用量ピルですが、
月経痛の治療薬としても大活躍中です。
長い開発の歴史をもった低用量ピル、
ピルの恩恵が多くの女性に行き届くことを願ってます。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※毎週火曜日午前は植田院長と谷岡沙紀医師の2診体制となります。
※土曜日は2診体制となる場合があります。お知らせ欄にてご確認ください。