9月28日夜は横浜市産婦人科医の研究会で「コレステロールと脳梗塞、心筋梗塞」の話を聞いてきました。

今までの考え方が間違っていたり、曖昧だったり、甘かったことがわかり反省しました。

１．脂質異常症（LDL悪玉↑）の原因は、20%は家族性、80%は食事や運動

つまり、80％の人はコレステロールの薬を飲んでも、

食事・運動療法をしなければ動脈硬化は進行するということです。

今まで、薬を飲んでる方の食事生活指導はあまりしてこなかったのですが、

これからは飲んでる患者さんにも食事の話しますね。

厳しいこと言うかもしれませんが、一緒に頑張りましょう！

２．高温で加熱したものはトランス脂肪酸が多い

天ぷらも油揚げも大好きで、和食だからいいよねと思っていたのですが、

やっぱり揚げ物ですから、トランス脂肪酸多いって言われてしまいました。

天丼好きなんだけどなあ～～

トランス脂肪酸が体に悪いというのは今や常識で、

アメリカではトランス脂肪酸の規制によって、心筋梗塞が減りました。

日本は規制ないので、自分で気をつけるしかありません。

トランス脂肪酸が多い食品はこちら＞＞

食品に含まれるトランス脂肪酸の含有量＜農林水産省HP＞

３．乳製品を取らない

乳製品は飽和脂肪酸が多いからいけないと思ってましたが、

トランス脂肪酸が多いということを知りました。

４．HDL善玉コレステロールを上げるには、①運動すること　②油を取らないこと

HDL善玉が低い方は、徹底してやってみてください。

きっと効果があるはず。

５．パンを食べない　パスタ、うどんも注意

パン、特にコンビになどで売ってるパンはショートニングが入っているので食べない方がよいです。

ショートニングはトランス脂肪酸の代表です。

それではパスタ、うどんなどの麺類はどうでしょうか？

粉が悪いわけではありません。

粉に入っている「防カビ剤」がトランス脂肪酸と関係あるそうです。

確かに、今の粉ってカビ生えませんよね。

「防カビ剤」を使ってない粉ならいいですけどね。

まだ、他にもありますが、こんなところにしておきます。