横浜総合病院の月刊誌「プロムナード」

薬剤師さんの記事がとても役に立つので毎回楽しみにしてます。

7月号の話題は「お薬の使用期限」について。

お薬の多くは作られてから3年程度の使用期限が決められていることが多いそうです。

なら大丈夫と思われるかもしれませんが、

お薬が皆様の手にわたった時にどのくらい使用期間が残されているかはお薬によって変わってきます。

なるほどな～。

当院でも院内で扱っている薬がありますが、

納品される薬の使用期限は2～3年です。

在庫はあまり置かないようにしていますので、

皆様にお渡しするのは納品されて1か月以内のものです。

でも、かつてこんなことがありました。

使用期限が1年未満の薬が納品されてきたことがあります。

何らかの事情で供給が需要に追いつかず、

出荷調整という事情で使用期限の短いものが納品されたようです。

仕方ないのかもしれませんが、

さすがにそれには困りました。

自費の薬の場合、長期の処方を希望される患者さんもいるからです。

結局、同じ種類の別の薬に変更しました。

話を戻しますが、薬の使用期限は保管場所も注意です。

日に当たり気温が高くなってしまう場所や、

湿気の多い場所で保管していると、

お薬の効果が落ちてしまっているかもしれません。

それから漢方の使用期限は5年と言われてます。

アルミパックに入った漢方エキス剤（顆粒や細粒）です。

長くなりましたので、賞味期限の話はまた今度。