ピルが使えないとか、HRT（ホルモン補充療法）ができない人には

症状改善のために漢方を使うことがあります。

もちろん、冷えや便秘、胃腸症状などは漢方の得意とするところ。

それにしても、今日は漢方効きまくりの日！でした。

更年期障害ののぼせ、発汗が辛かったAさん。

なかなかピッタリ合う処方ができず、

申し訳ないと思ってましたが、

今日は笑顔ですごくよかったと言ってくれました。

2週間前に、女神散（にょしんさん）に2種類の漢方を加えて処方、

ようやく効果があったようです。

便秘と動悸のBさん、

加味逍遙散（かみしょうようさん）と半夏厚朴湯（ハンゲコウボクトウ）が効きました。

不眠のCさん、柴胡桂枝湯（さいこけいしとう）が効いたようです。

私が好きな処方です。

もともと風邪が長引いたときなどに使う漢方ですが、

腸の動きを整える作用があり、

緊張を和らげ、体の痛み、肩こり・頭痛などに効きます。

ストレスにも対応でき、不眠に使うこともあります。

説明し出せばきりがないのでこの辺で。