お問い合わせ・ご相談はお気軽に

横浜市都筑区茅ケ崎中央50-17
C・Mポート 8F

tel.045-949-2212
ひまわりレディースクリニック
電話をかける
横浜市都筑区茅ケ崎中央 50-17 C・Mポート 8F
  ▼ MENU

院長ブログ

自分を大切にして、相手や仲間を尊重する

性について学ぶたびに自分を反省します。

性教育は「性感染症予防」と「予期しない妊娠の予防」だけではありません。

最近の性教育は『人権教育』と言われるようになりました。

基本はこちら。

・自分自身を大切にする。

・相手や仲間を尊重する。

その通りなんですが、

ついつい自分に厳しく、

相手や仲間にも厳しく、

関係性がギクシャクしちゃいます。

だから性の学びに触れるたびに反省して、

自分も相手も仲間も大切するように努力します。

それなのに、すぐにその基本を忘れてしまう。

そんなことの繰り返しです。

でも、私なんかまだましだなあと思うこともあります。

どういう時にそう思うかは想像にお任せします。

さて、アメリカの包括的性教育のガイドラインには

「性的に健康な(行動のできる)大人像」というのが書かれています。

その冒頭は「自分のからだに感謝する(からだをよく知る)」です。

英語の「appreciate」には

感謝するという意味とともに

「価値(よさ)を認める」「正しく理解する」という意味があります。

自分自身に感謝して、自分の価値を認めて、自分を理解する。

私はすぐに自分を否定的に、悲観的に考えてしまうくせがあります。

それでは相手を尊重することなんてできませんよね。

性的に健康なおとな像とは・・・?

主なものを列挙します。

「生殖あるいは性的経験に関係なく、性的な発達を含む人間の発達を肯定する」

「自らの性的指向を肯定し、他者の性的指向をも尊重する」

「人間関係を高めるようにスキルを習得している」

「有効な意思決定をする」

「家族や仲間、恋愛相手との効果的なコミュニケーション」

「人生を豊かにする性行動と、自らや他者に有害な性行動を区別する」

「望まない(意図しない)妊娠をした際に自らの価値観に従った行動をとる」

「異なる性の価値観に対して、尊重的な態度を示す」

「性的な諸問題に関する法律の制定について社会的責任を果たす」

「ジェンダーや性的指向、 文化、民族、人種などに基づいた社会の偏見について批判的に考察する」

・・・最後は、

「性について、他の人を教育する」

性教育に携わる者は、

自己変革を重ねながら、

パートナー、家族、仲間たちにも伝えていくことで、

性の学びは本物になっていくということができます。

※ 7月28日性教育指導セミナー全国大会:浅井春夫先生(立教大学名誉教授)の講演より。

 カテゴリー:人権、性教育  2024年08月01日

クリニック概要

地図

Googlemapはこちら  >

横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。

ひまわりレディースクリニック
診療科目:
婦人科
住所:
横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F
TEL:
045-949-2212
最寄駅:
横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 日/祝 日祝
09:30~13:00
14:00~18:30

休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。