院長ブログ
子宮腺筋症と子宮内膜症 コウノドリ第7話
先週のコウノドリ第6話は見そこねましたが、
昨日のコウノドリ第7話はしっかり見ました。
助産師の小松さんが、
子宮腺筋症と子宮内膜症にかかるという話でしたね。
小松さん(吉田羊さん)は手術を選択しましたが、
この二つの病気は、
年齢、妊娠希望の有無、症状の程度などで、
治療方針は変わってきます。
吉田羊さん演じる小松助産師は、
40代前半でしょうか?
そうなると子宮を取るというのも一つの選択肢になります。
患者さんの将来のことまで考えて、
その人にとってベストな治療法が選択されるべきです。
オーダーメイド医療ですね。
ドラマでは四宮先生(星野源さん)が、
「ホルモン治療はやめたら再発するし」
と言ってました。
たぶん閉経療法のことを言ってるのだと思います。
閉経療法(点鼻と注射があります)は、
保険診療では6か月間までしか認められていないので、
やめれば再発します。
かつて、黄体ホルモン(*)の治療がなかったときには、
大きな子宮腺筋症の患者さんに、
閉経療法の漸減療法をしていたこともあります。
薬の量を少しずつ減らしながら治療を続ける方法です。
もちろん6か月を超えた分は自費になりますが、
その治療で閉経まで頑張った患者さんもいます。
でも・・・
やっぱり腺筋症と内膜症にならないことが一番!
子宮、卵巣のケアを10~20代からいたしましょう。
低用量ピルで予防ができます。
(*)黄体ホルモンの治療には二つあります。
①飲む方法:一般名ジェノゲスト
②子宮内に入れる方法:ミレーナ
クリニック概要

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