毎年この時期になると、

動悸、不安、不眠、気分がふさぐ、のどが詰まる

などの症状を訴えて受診する方が増えます。

どうやら原因は「受験」のようです。

お子さんも大変ですが、

お母さんもストレス感じますよね。

そんな時に処方する漢方は、

半夏厚朴湯（はんげこうぼくとう）です。

的中率は高いです。

特に次のような症状がある場合は「ぴったしカンカン」です。

咽中炙れん（いんちゅううしゃれん）⇒炙り肉が喉にくっついた感じ

梅核気（ばいかくき）⇒梅の種が喉に引っかかった感じ

ちょっと大げさですね。

もちろんこのような症状がなくても、

半夏厚朴湯には軽度の抗うつ作用や気をめぐらす作用があるので、

受験生のお母さんの不安解消になると思います。