院長ブログ
「10万個の子宮」村中璃子著
2013年4月に子宮頸がん予防ワクチンが
定期接種になったにも関わらず、
それから2か月後には
「積極的接種勧奨を一時的に差し控えるように」
という案内が厚労省よりありました。
けいれんする、歩けない、記憶力や成績が落ちた
などの訴えがあったためです。
ただし、定期接種は続いていますので、
横浜市では「小学校6年生~高校1年生まで」
今でも無料で接種ができます。
海外では普通に接種されているワクチンで、
すでに「異形成」という前がん状態の病変は
減少しつつあります。
子宮頸がん撲滅も夢ではありません。
一方、日本では子宮頸がんによって
毎年3000の命と1万の子宮が失われてます。
このままワクチン接種が低迷したままだと、
日本だけ子宮頸がんが減らないという
奇妙なことが起こりかねません。
『10万個の子宮』は先月2018年2月に刊行、
科学的・社会的な見地の両面から、
子宮頸がんワクチン問題を描き、
全体像を明らかにした作品で す。
著者の村中璃子さんは、
ネイチャーなどの主催する『ジョン・ マドックス賞』を
日本人で初めて受賞されました。
お子様へのワクチン接種を迷っている方は
是非お読み下さい。
クリニックでも販売しております。
パンフレットはご自由にお持ちください。
繰り返しになりますが、
「小学校6年生~高校1年生まで」は無料で接種できます。
将来の子宮頸がん予防のために
お子様にワクチンをプレゼントしてあげてください。
尚、ワクチンで予防できる子宮頸がんは、20代で90%、全体で60~70%です。当院では「大人になったら子宮頸がん検診も受けようね!」と接種のときに説明してます。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※毎週火曜日午前は植田院長と谷岡沙紀医師の2診体制となります。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。