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院長ブログ
低用量ピル どうして月経痛が楽になるんですか?
本日は低用量ピルの話題です。
月経痛の治療にも使われる低用量ピルですが、
どういう機序で月経痛に効くのでしょうか?
<痛みの原因はプロスタグランジン>
プロスタグランジンは子宮内膜で作られ、
平滑筋という筋肉を収縮させる作用があります。
子宮内膜から分泌されたプロスタグランジンは、
子宮を収縮させて月経痛(下腹部痛)を起こします。
胃腸の周りの平滑筋も収縮して、
吐き気や下痢になる人もいます。
<低用量ピルはプロスタグランジン産生を抑える>
低用量ピルに入っている黄体ホルモンには、
子宮内膜を薄くする作用があります。
したがって、ピルを飲むと子宮内膜が薄くなり、
月経量が減って、
プロスタグランジンの分泌も減るので、
痛みが楽になります。
<ピルには黄体ホルモンしか入ってないのですか?>
ピルにはエストロゲンというホルモンも入ってます。
少量のエストロゲンが含まれることで、
薬が安定して、不正出血が起きにくくなります。
排卵を抑える効果も高くなります。
何てったって「60年の歴史」がある薬です。
日本で使われるようになったのは1999年ですが、
使わないなんてもったいない。
月経痛のお困りの方、
特に10代~30代の女性の方には
是非使って欲しい薬です。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※毎週火曜日午前は植田院長と谷岡沙紀医師の2診体制となります。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。