院長ブログ
不妊症の漢方
今日は漢方の話題です。
毎月第4木曜日は横浜市産婦人科の研究会で、
昨日は「生殖医療における漢方療法の魅力」という
漢方の講演がありました。
不妊症治療の進歩は目覚ましく、
最先端の治療を受けることが妊娠への近道ですが、
体の状態を整えたいとか、
なかなか妊娠しなくて焦ってるという方は、
漢方を併用してみたらいかがでしょうか?
<胃腸が弱い方はまずそちらを整える>
不妊症の漢方といえば
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)がよく使われ、
実際に当院でも内服している患者さんはいますが、
漢方処方の基本はまず胃腸を整えることからです。
胃が弱っている方にいきなり当帰芍薬散を処方すると
胃もたれが起こることがあります。
それは、当帰芍薬散に含まれる
当帰や川きゅう(せんきゅう)という薬草が
胃を刺激するからです。
<気持ちを整える>
妊娠には気持ちも大切です。
ストレスで気持ちが不安定な方、
なかなか妊娠しなくてウツウツとしてしまう方、
逆にイライラしてしまう方、
頑張りすぎて疲れてしまった方など、
漢方で気持ちを整えてみましょう。
<子宮の環境を整える>
例えば冷え症があると子宮の血流も悪くなります。
血液の循環を良くして子宮内膜の状態を整え、
受精卵が着床しやすい環境を整えます。
<排卵を起こしやすくする>
排卵しにくい方は、
排卵誘発剤と漢方を併用するとよいと思います。
そして、何を処方するかは
患者さんによって違ってきますので、
ベストと思う漢方をご提案させていただきます。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※毎週火曜日午前は植田院長と谷岡沙紀医師の2診体制となります。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。