院長ブログ
梅毒 急増
梅毒は性感染症の一つですが、最近日本で急増しています。
東京都では、2017年の梅毒の患者は1788人と報告され、そのうち女性が559人で、前の年に比べて104人も増えてます。
特に20代の女性は305人と、5年前の10倍以上に増えています。
若い女性の梅毒
梅毒は命にかかわる病気ですが、若い女性の場合は胎児への影響も出てきます。
胎児に感染することがあるので、妊婦さんは初期に必ず検査をします。
病原体である梅毒トレポネーマは、胎盤を通して胎児に感染します。
したがって、胎盤が作られる前に血液検査で診断して治療すれば、胎児への感染を防ぐことができます。
幸い、梅毒は抗生剤がよく効くので、早く適切に治療すれば心配ありません。
どうしてこんなに急増しちゃったの?
梅毒は全世界的に増えているそうです。
米国でも11~15年の間で1.6倍以上。
中国では、2016年度の梅毒感染者数は46万人で、15年前の15倍以上です。
このことから、海外からの経路で日本の梅毒も増えたという考え方もあります。
気をつけることは?
当たり前のことですが、不特定多数の人とセックスをしない、コンドームを正しく使う、オーラルセックスも安全ではない。
心配なら検査を受ける。
検査は自費になりますが、ご心配な方はご相談ください。
それから、梅毒だと診断された場合は、必ずパートナーも治療する!です。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※毎週火曜日午前は植田院長と谷岡沙紀医師の2診体制となります。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。