＜「糖質制限」しない「老けないダイエット術」＞

先週の週刊誌の記事の見出しです。

日本医師会から送られてきた食事のパンフレットにも

「糖質制限ダイエットの効果は一過性で、心理面への影響がある」

「高齢者の極端な糖質制限は寝たきりにつながる？！」

「妊娠期の糖質制限は、子どもの肥満や疾病リスクを高める可能性がある？！」

と書かれてます。

全くその通りだと思いますが、そもそも糖質制限をダイエットの方法に使うことが間違っています。

もちろん、私も体重が多い患者さんに「ごはんを一口減らせば、1年で体重が5㎏減りますよ」と、炭水化物を少し減らすように指導することはありますが、この程度の緩やかな糖質制限であれば健康への被害はありません。

そして、糖尿病の治療には「緩やかな糖質制限」がとても有効です。

それは食後の高血糖を防ぐからです。

ですから、糖質制限が悪だと誤解しないでください。

ダイエット目的の「炭水化物抜き」は危険！ですが、

糖尿病やその傾向のある方は、主治医と相談の上、緩やかな糖質制限を続けてください。