以前からご紹介しようと思っていた本です。

子育て中の方、全ての皆さんに購入して読んで欲しい本です。

発達障害の子育てについての本ですが、一般の家庭でも実践したい内容がたくさんあります。

著者は川崎市の明石洋子さん。

長男の徹之さんは2歳の時に知的な遅れを伴う自閉症と診断されました。

Q&A形式で書かれているので、気になる箇所から読み始めることができます。

障害のある子がいる家庭の悩みをほぼ網羅していると思います。

夫が子どもの障害を認めてくれない。

きょうだいが不利益を被らないか心配。

偏食がひどい。

トイレの排泄、性に関することなど。

たくさんのノウハウが詰まった本ですが、なるほどな～そうすればいいんだ！と気づいたことがいくつもありました。

例えば、家庭内でルールを作って、家族全員で守ること。

お風呂を出た後は、裸でうろうろしないというルールを決めて、夫（父親）と弟にもお願いしたそうです。

家族みんなでそうしようって決めれば、できそうですよね。

そういう具体的な子育てのヒントを見つけることができる本です。

「思いを育てる、自立を助ける」

明石洋子　著

本の種出版　1,800円＋税