お待たせしました。

7/29性教育指導セミナー報告の続きです。

本日ご紹介するのは

「恋愛氷河期」著者の勝部元気さんの講演です。

独身の男性・女性が増えてます。

最近の若者が何故恋愛をしないのか？

「就職氷河期」からは脱却したのに、

「恋愛氷河期」はそのままです。

これについてはいくつかの考察をあげてましたが、

面白いなと思ったのは、

恋愛が“相対的に”面倒になったということです。

昔は全てのものが面倒だったので、

恋愛だけが特別ではなかったのですが、

今は恋愛以外のものが便利になり過ぎて、

生活の面倒くささが低下してしまった。

そのため、“相対的に”恋愛が面倒くさくなってきている。

なるほどな～～と思いました。

さらに、結婚はもっと面倒というので、

（結婚しない）「自由恋愛機関の長期化」が起こり、

恋愛経験のある者と無い者の差が大きくなってきている。

そして、リスクを避ける傾向に対して、

性教育のあり方にこんな提案をしてくれました。

「これまでは性感染症・望まない妊娠の予防に重点を置いてきたが、

それはドライブの楽しみを知らない人にも交通事故の悲惨さと予防方法を伝えようなものだった。

これでは車に乗ることをやめようと思うように、

性的なことから距離を置こうと決めるのも無理は無い。」

『だから本来は、

性と向き合えば楽しいと伝えることを

初めにしなければいけない。』

その通りですね。

家庭内でも恋愛や結婚の楽しさを

子どもたちに伝えられるといいですね。