院長ブログ
HRT 連続投与のメリットデメリット
性教育指導セミナーの話を続けたいのですが、
時間がなくてまとめきれてないので、
本日は更年期の話をさせてください。
更年期障害の治療のHRT(ホルモン補充療法)は、
エストロゲンを補充する方法ですが、
子宮のある方には子宮体がんの予防のために、
必ず黄体ホルモンを併用します。
黄体ホルモンの使い方は2種類あります。
<周期的投与法>
黄体ホルモン(内服)を
毎月10~14日間続けて内服します。
定期的に出血を起こすことができます。
年齢とともにエストロゲン量を減らしていけば、
ほとんど出血もしなくなります。
<連続的投与法>
黄体ホルモンを周期的に飲まずに、
連続して続ける方法です。
たとえば、
ジュリナ(エストロゲン)+デュファストン(黄体ホルモン)
ウェールナラ(エストロゲンと黄体ホルモンの合剤)
コンビパッチ(エストロゲンと黄体ホルモンの合剤)
を続けて投与します。
デメリット⇒不定期に出血することです。
特に、閉経前後に連続投与でHRTを始めた場合は、
いつ出血するかわからないので、
困ることがあります。
そのため当院では、
周期的投与で出血が少なくなってきた方に、
連続投与をお勧めしてます。
メリットは⇒
ウェールナラやコンビパッチを使えば、
1つの薬で治療も体がん予防もできます。
薬を半分とか1/4(4分の1)使っている方が多いですが、
出血は全くないし、
服薬も(飲むまたは貼るのも)簡単だし、
骨粗鬆症の予防もできるし、
快適らしいです。
オーダーメイドのHRT、
一緒に考えていきましょう。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。