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院長ブログ
HRTに黄体ホルモンを使うわけ
HRT(ホルモン補充療法)は更年期症状の治療で、
エストロゲンというホルモンを補充する方法です。
継続する場合は黄体ホルモンを併用します。
それでは問題です。
Q:黄体ホルモンを使うのはどうしてでしょうか?
「出血させるため」
ブ――~~、間違いです。
A:子宮体がん予防のために使います。
エストロゲン単独では「子宮内膜が増殖」して
「子宮体がん(子宮内膜がん)」のリスクが高まります。
そこで、黄体ホルモンを併用します。
黄体ホルモンは内膜増殖を抑えるので、
併用すれば子宮体がんの発症率は上昇しません。
これにも歴史があります。
1960年代から米国を中心に、
「エストロゲン補充療法」が行われ、
1975年頃から子宮体がん(内膜がん)の発生が増加し、
問題となりました。
しかし、黄体ホルモンの併用で子宮体がんが減ることがわかり、
子宮のある女性のHRTでは、
必ず黄体ホルモンも使うようになったという経緯があります。
したがって、子宮のない方は黄体ホルモン必要ありません。
HRTだけではありませんが、
自分がどうしてこの薬を飲んいるのか、
考えて使用するのがいいと思います。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。