10月12日（金）昭和大学横浜市北部病院で

「小児の脂質異常」の勉強会があり行ってきました。

コレステロールには悪玉LDLと善玉HDLがあって、

悪玉LDLが高い（または善玉HDLが低い）場合を脂質異常症といいます。

これまで小児の脂質異常症の治療はあまり行われていませんでしたが、

心筋梗塞のリスクが高いことから

積極的に治療していこうということになったそうです。

でも・・・子どもって血液検査しませんよね。

当院では月経痛の治療で低用量ピルを飲んでる小中学生に

年1回血液検査をしてますが、

時々脂質異常症が見つかるケースがあります。

もちろん食事に問題があるケースもありますが、

「家族性高コレステロール血症」が見つかることも少なくありません。

そこでお願いです。

家族性高コレステロール血症の方がいる家庭では、

小児でも血液検査をしましょう！ってことです。

ポイントは以下の通り

◆　脂質異常症を早期に発見すること！

◆　家族性などでは、家族内の新たな患者（子どもも含む）の発見に努める

◆　家族性に対しては、薬による治療を考慮しながら、食事を含めた生活習慣の指導を行う

食事はやっぱり

＊トランス脂肪酸の摂取を減らす

＊「日本食｝を中心に

＊野菜は十分にとる

だそうです。