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院長ブログ

閉経療法の注射 お腹にしてます

子宮筋腫や子宮内膜症の治療に「閉経療法」というのがあります。

女性ホルモンのエストロゲンを抑えて、

閉経と同じような状態にして治療する方法です。

点鼻薬(連日)と注射(4週間に1回)があります。

この注射ですが、

薬の効果を4週間持続させるために薬液がトロリとしているので、

他の注射に比べて痛みが強いのが特徴です。

そこで、注射と言えば腕にうつのが普通ですが、

お腹(下腹部)にうつと痛みが少ないので、

お腹注射をまずはおすすめてしてます。

これは私の経験からです。

30代の頃に子宮内膜症で閉経療法の注射をしたときに、

看護師さんが、

「先生、お腹の方が脂肪も多いし、痛くないんじゃないですか?」

というので試してみたところ腕より痛みが感じなかった。

それからお腹への注射を患者さんにもおすすめしてます。

 

 カテゴリー:子宮内膜症/子宮腺筋症、子宮筋腫  2018年11月01日

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