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院長ブログ

婦人科がん治療後のHRT「推奨される」

子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんなどの手術では、

早期がんを除けば子宮も卵巣も取る手術が行われます。

子宮がなくなれば妊娠ができません。

卵巣がなくなれば閉経と同じ状態になります。

つまり、若くしてエストロゲン欠乏の状態になるわけです。

エストロゲンには血管を動脈硬化から守る作用があるので、

「早く閉経した女性の方が脳梗塞の発症率が高い」というデータもあります。

がん治療で卵巣を取ってしまった場合、

更年期症状で辛い思いをする患者さんがいますが、

血管などの老化を防ぐためにもエストロゲンが補充できるといいですね。

HRTガイドライン2017年度版には、

子宮頸がん治療後のHRT:奨される

子宮内膜がん(体がん)治療後のHRT:推奨される

卵巣がん治療後のHRT:推奨される

と書いてあります。

子宮頸がんはエストロゲンとの関連性がないので、

術後も当然HRTをすることに問題ないと思いますが、

「子宮内膜がん(体がん)治療後のHRTは再発を有意に低下される」

「HRTによる子宮内膜がん(体がん)の再発リスク上昇は認められない」

「卵巣がんで化学療法中でも、エストロゲン欠乏症状に苦しむ女性にHRTを禁忌とする根拠はない」

など、HRTが推奨されてます。

婦人科がん手術治療後で、

更年期症状に悩んでいる方がいらっしゃいましたら、

「ホルモン補充療法ガイドライン2017」には術後でもHRTが推奨されると書いてあるようです・・・と主治医にお伝えしてみたらいかがでしょうか?

 

 カテゴリー:更年期、HRT、イソフラボン  2018年11月09日

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