ディナゲストの後発品がようやく発売となりました。ぎりぎりまで発売日の情報が入ってこなかったため、先週1か月分を処方してしまった患者様ごめんなさい。

ディナゲストは黄体ホルモン製剤で、子宮内膜症や子宮腺筋症の治療薬です。保険適用3割負担でも1か月1万円もする高い薬です。それでも、患者さんの満足度は高く、この薬に救われている女性はたくさんいます。もちろん、私も子宮内膜症で飲んでました。

そういえば、2011年の東日本大震災のときは、工場が被災して、ディナゲストが品薄になったことがありました。患者さんには2週分ずつ処方、在庫の確認ができて28日分56錠の瓶入りを出せるようになったときには、「いつ、今日はもう処方できませんと言われるか、ハラハラしてました」と言われるほど、患者さんの人気が高い薬です。

後発品は半額の値段になります。多くの女性が子宮内膜症の痛みから解放され、笑顔で生活できますように、そんな診療を続けていきたいと思います。