院長ブログ
パーキンソン病と寝言
12月2日(日)は高校同窓会の関東地区の総会で、順天堂大学医学部脳神経内科の服部信孝先生の講演がありました。
服部先生は世界を代表するパーキンソン病のスペシャリストです。
ほとんどの大学病院は、〇〇大学医学部附属病院と呼ばれますが、順天堂は「順天堂医院」が正式名称です。
「医院」は患者を治すところ、「病院」は患者を収容するところという意味があるそうです。
さて、パーキンソン病は手足の震えや、筋肉のこわばりなどが起こる病気で、行動が緩慢になるのが特徴です。
高齢化に伴い患者数は増えてますが、Lドーパという薬や、電気刺激などの治療が進歩して症状はかなりコントロールできるようになってきたそうです。
薬や電気刺激で、人が変わったように動けるようになる患者さんの映像など、映画を観ているような講演でした。
また、コーヒー摂取(1日3杯)でパーキンソン病のリスクが減って、便秘はリスクになるという話や、パーキンソン病と寝言の話は興味深い内容でした。
はっきりした言葉で寝言を言う人はパーキンソン病になりやすいという話です。
レム睡眠行動異常と言うらしいです。
レム睡眠中は筋肉の緊張が無くなるので、寝言を言っても何を言ってるかわからないのが普通です。
ところが、筋肉の緊張が低下しないと、はっきりした寝言になります。
はっきりした寝言を言う方は、そうでない人に比べてパーキンソン病になるリスクが高いということです。
(感想)
それを聞いて思ったのは、やっぱり寝室は夫婦同室だよな~ということです。
寝言って自分では聞けませんよね。
睡眠時無呼吸症候群だって、自分ではわかりません。
いびきがうるさいから、寝言がうるさいからって寝室を別にするのは要注意! パートナーの異変に早く気付いてあげるには、たまには同じ部屋で寝ることも大切!
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※毎週火曜日午前は植田院長と谷岡沙紀医師の2診体制となります。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。