先週12月10日に鶴見区民文化センターで「がん予防ワクチン」の公開講座がありました。

ワクチンで予防できる病気には、麻しん（はしか）、風しん、水痘（みずぼうそう）、おたふくかぜ、インフルエンザ、B型肝炎、子宮頸がんなどがあります。

そのうち、将来のがんの原因となるのが、B型肝炎ウイルスとHPV（ヒトパピローマウイルス）です。

本日はB型肝炎について説明します。

●　日本で年間約1万人がB型肝炎ウイルスに感染します。

●　B型肝炎ウイルスは、感染者の血液や唾液など体液との接触や性交渉で感染します。

したがって、私たち医療従事者は必ずB型肝炎ワクチンを接種して、毎年血液検査をしています。

●　B型肝炎は、肝硬変や肝臓がんを引き起こす原因になります。

●　急性肝炎の一部は劇症肝炎で重症化します。

◆B型肝炎ワクチンは、ウイルスの感染を予防します。

◆2016年から0歳児を対象に定期接種になりました。

恥ずかしながら、定期接種になったこと知りませんでした。

定期接種は対象年齢であれば無料で接種ができます。

ワクチンは子どもたちの将来の健康のために、とても大切な予防手段です。

子宮頸がん予防ワクチン（HPVワクチン）も定期接種なので、小学6年～高校1年まで無料です。

どうぞ機会を逃すことなく、ワクチン接種をお受けください。