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院長ブログ

「ボヘミアンラプソディ」

伝説のバンド<クイーン>の物語、映画「ボヘミアンラプソディ」を観てきました。

元々ロックにもクイーンにもそれほど馴染みはなかったのですが、ヒデさん(夫)に誘われて一緒に行ってきました。

お恥ずかしい話ですが、ボヘミアンラプソディが曲名だったことも知りませんでした。

でも、誰でも知ってる曲。

「ママ、~」「(ガリレオ)ガリレオ!」っていう曲です。

この曲が作られる様子が詳細に描かれています。

妥協しない、最高の音、最高の音楽を作るって、すさまじいエネルギーです。

クイーンがどうしてこんなにも人気だったのか、その歌唱力とパフォーマンスはもちろんでしょうが、今回テロップの歌詞を読みながら感情移入してしまいました。

ボーカルのフレディ・マーキュリーは、ザンジバル島で生まれ、幼い頃にボンベイ近郊の寄宿学校に入れられた。ザンジバル島に戻ったころには革命が起きていて、家族と一緒に英国に移住。

平和な日本で暮らしている私たちにはわからない子ども時代です。

クイーンは、フレディがメンバーと衝突して一旦は解散したものの、再結成し、映画の最後はチャリティライブでのステージ映像でした。

そして、フレディはエイズにおかされ、1991年に45歳でその命を閉じました。

当時はエイズといえば死に至る病でしたが、今なら治療薬で進行を抑えることができます。エイズは慢性疾患とまで言われるようになりました。

もしも、もう10年早くエイズ治療が進歩してれば、フレディは生き続けられたかもしれません。

でも、そういうセンチメンタルな想像に、「それなら『伝説』にならないだろう」って言われてしまいました。

 カテゴリー:音楽、芸術、映画  2019年01月02日

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