日曜日の勝田全国マラソンは初めての参加でしたが、私設エイドのおもてなしが素晴らしく良い大会でした。

話によると、大会側で準備したのは水とスポーツドリンクだけで、給食（食べ物・その他）はすべてボランティア（団体や個人）が準備されたものということでした。

一般ランナーから「コーヒーが美味しいですよ」というので、並んでいただきました。

地元のコーヒー屋さんということですが、美味しかったです。

医療支援では、靴擦れにバンドエイド（渡しただけですが・・・）、転倒出血対応をしました。

例年は寒風が強いようですが、今年は比較的暖かく、持参したアルミシートもホッカイロも出番はありませんでした。

さて、前置きがかなり長くなりましたが、今回も約20名のランニングドクターが参加しました。

他科の先生と交流できるのも嬉しいです。

女性医師は5名で、控室で話題になったのは「子宮頸がん予防ワクチン（HPVワクチン）」のことでした。

12月29日のブログでも紹介した、「Medical Tribune」という医療系新聞の「HPVワクチンで子宮頸がんリスク低下」の記事を他の先生も読んでらして、ご意見をいただきました。

「今、風疹のことが話題になってるけど、HPVワクチンだって接種しない状況がつづいたら、将来大変なことになるんじゃないの？」

はい、その通りです。

接種した世代（主に平成6年～11年）とその後の世代で、罹患率に差が出る可能性があります。

そうなったらその時に考えればいい・・・では絶対に後悔します。

小6年から高校1年生までは無料で接種できますから、早めに接種してください。

HPVワクチンについては日本産科婦人科学会のHPをご覧ください⇒こちらから＞