昨日2月1日は二つの研究会がバッティングしてしまいました。

産婦人科小児科の合同研究会とマンモグラフィ研修会です。

どうするか直前まで悩みましたが、どちらも桜木町なので、まず産婦人科の方に顔をだしてから、マンモグラフィの研修に参加しました。

そうしたら、乳がん検診をともにやっている仲間の産婦人科医もそちらに参加してました。

マンモグラフィは「比較読影」についの話でした。

比較読影とは、異常所見があったときに過去の写真と比較して、新しく出現した異常なのか？過去と変わりない良性の所見なのか？などを考慮して診断することです。

横浜市乳がん検診は、マンモグラフィ撮影施設で一次読影をしてから、医師会の二次読影に回ります。

二次読影の医師は乳がんのスペシャリストばかりなので、ついつい甘えがちになりますが、私たち一次読影の医師だってスキルアップをしなければなりません。

そういう意味でも、昨日の研修は勉強になりました。

それから、一般の皆さんに役立つ情報としては、やはり自己検診は大切だと言ってました。

昨日の症例は、乳がん検診で異常なくて、自己触診でしこりをみつけて受診された患者さんでした。

マンモグラフィには腫瘤陰影がしっかりうつってます。

しかし、8か月前の写真には陰影がなく正常！

こういうことって本当にあるんです。

ですから皆さん、検診で異常なくても、自己検診は続けるようにしてください。