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院長ブログ

漢方で血圧は下がるの?

血圧が高いので漢方で治療したい。

漢方で痩せたい!

と、しばしば患者さんからお願いされます。

う~~ん、難しいですね。もしも漢方で血圧下げたり、痩せられたら、世の中高血圧や肥満の人はいなくなりますよね。

と、いつも患者さんには話しているのですが、高血圧に関してはこういう考え方があるようです。

そもそも「高血圧」っていう概念が古代の中国にはありませんでした。

そりゃあそうですよね、血圧計なんて当時ないですものね。

ただ、日本漢方では、大塚敬節(けいせつ)先生という漢方の礎をつくった方がいるのですが、大塚先生が考案した七物降下湯という処方は、「証」が合えば少しは?血圧が下がる?かもしれません。

(処方したことありませんが・・・)

いずれにしても、漢方で血圧下げるのは無理!だということをご理解下さい。

それでは、どうして漢方の効能・効果に高血圧が入っているのでしょうか?

よく見るとこうなってます。

釣藤散(ちょうとうさん):慢性に続く頭痛で高血圧傾向にあるもの

通道散(つうどうさん):高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり)

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん):高血圧の随伴症状(どうき、肩こり、のぼせ)

「血圧を下げる」ではなく、高血圧に伴う症状に効果があるということです。

実際は、血圧が低い方にも処方します。

釣藤散は首~頭の血液の流れを良くします。「頭がすっきりする」というのが患者さんの感想です。

通道散や防風通聖散には大黄(だいおう)という下剤が入っているので、便秘傾向の方に使います。

話がそれましたが、高血圧は降圧剤で治療しましょう。

漢方は体調改善(または体質改善)としておすすめします。

 カテゴリー:漢方  2019年03月02日

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