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院長ブログ

低用量ピル飲み始め、気になる症状

低用量ピルはホルモン量が少ないので「低用量」と呼びます。

中用量ピルに比べれば、ホルモン量は半分~1/3なので安全ですし、飲み始めの副作用はほんのわずかです。

ほとんどの方が問題なく内服できます。

主な副作用は次の4つです。

頭痛、軽度の吐き気、乳房の張り、不正出血など

1.頭痛

通常は飲み続けることによってみられなくなります。

3か月しても頭痛が改善しない場合は、そのピルが合わないのかもしれないので、別の種類のピルを試してもいいと思います。

もちろん、1シート飲んでみて、何となく合わないな~と感じたら、2シート目は他のピルにしてもいいと思います。

2.軽度の吐き気

中用量ピルに比べれば、低用量ピルが使われるようになって、吐き気で飲めないという方はいなくなりました。

さらに、最近は、超低用量ピルが3種類そろったので、選択肢が広がりました。

吐き気が出にくいピルから処方してますが、飲んでみて合わないな~と思ったらピルの種類を変えてみましょう。

それから、吐き気止めも併用してもいいと思います。

3.乳房の張り

低用量~超低用量ピルでは、乳房の張りの副作用も少なくなりましたが、時々乳房の痛みや張り感を訴える方がいます。

こちらも同様に、飲み続けることによって気にならなくなります。

もしも、乳房の張りが続くようなら、この場合もピルの種類を変えてみてもいいと思います。

4.不正出血

休薬やプラセボでないのに、出血してしまうことがあります。

不正出血は中用量ピルでは起こりにくいのですが、低用量~超低用量とホルモン量が減ると起きやすくなります。

やはり継続することで不正出血は減っていきますが、なかなか減らないとか、困るようならご相談ください。

 カテゴリー:低用量ピル、月経  2019年03月05日

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