骨粗しょう症は高齢者の病気だと思われがちですが、最近は若い方の骨粗しょう症も報告されてます。

例えば、妊娠も出産も特に問題なかったのに、産後に背部痛が起こって、受診したら背骨の骨折だったというケース。

妊娠後の骨粗しょう症です。

このような場合、まず、授乳中なら授乳を止めていただきます。

できるだけ母乳をあげたいと思うかもしれませんが、授乳によって骨が溶けるスピードが亢進するので、骨粗しょう症と診断された場合は授乳を止めましょう。

私は、免疫たっぷりの初乳さえあげれば十分だと思ってます。

それから、治療薬はビタミンDが中心になりますが、早く改善させるために、複数の薬剤を使うことになると思います。

妊娠後の骨粗しょう症は早期発見、早期治療ですが、

10～20代の頃にダイエットをした方、体重が減った方、痩せてる方は骨粗しょう症になりやすいので、体重を適正にキープすることが予防として大切です。