院長ブログ
低用量ピル 連続服用のメリット
23日(土)女性医療フォーラム、24日(日)女性保健医療セミナーに参加してきました。
話題盛りだくさんなので、少しずつご紹介していきます(低用量ピル、脂質異常症、性暴力被害、避妊、性虐待などなど)。
まず、低用量ピルを連続して飲んだ方がよいという話です。
連続というのは、定期的にプラセボや休薬を入れずに、実薬を飲み続けるということです。
月経は毎月来ないといけないのでしょうか?
産婦人科医でもそう思っている先生がいるらしいので、一般の方であれば当然そう思うかもしれません。
月経がある動物は哺乳類の中でも限られているようです。
仮にあったとしても、人間のように、たくさんは出血しません。
月経は、妊娠しなかった結果です。
昔の女性は、たくさん子どもを産んでたので(妊娠してたので)、一生に経験する回数は50回くらいでした。
ところが、子どもを産まなくなった現在の日本人女性では、月経の回数が450回と増えてます。
月経は妊娠しなかった結果であって、健康に生活するめに必要なものではありません。
むしろ、過剰な月経によるトラブルの方が問題です。
ということで、考え方を変えましょう。
月経(子宮出血)はない方がいいんです。
低用量ピル 連続服用のメリット
連続して内服することで、出血の回数や量を減らすことができます。
そのため、以下のようなメリットがあります。
・子宮内膜症(チョコレート嚢胞など)の手術後の再発を防ぐことができる
・低用量ピルで痛みが取れない場合は、連続服用にしてみる
・月経に対する予期不安がある女性は、連続服用にして出血回数を減らすとよい
もちろん、避妊目的でピルを飲んでいる方では、毎月の出血があった方が、妊娠を回避できたと安心できる方もいらっしゃいます。
特に、そのような不安がないのであれば、連続服用の方が体(子宮?)の負担は減ります。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※毎週火曜日午前は植田院長と谷岡沙紀医師の2診体制となります。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。