院長ブログ
脂質異常症の食事療法
23日(土)女性医療フォーラムで
「女性のライフステージにおける脂質異常管理」について勉強してきました。
今まで当院で行ってきた食事療法で間違いないのですが、バージョンアップしました。
それから、家族性高脂血症は早期発見・早期治療が必要ですが、閉経後の脂質異常症はあわてることはないということです。
閉経してLDL(悪玉コテステロール)が上がってきたという方は、まずは食事療法。
それから頸動脈エコーで血管壁の厚さをみて、動脈硬化になってるか評価をします。
(頸動脈エコー:首の動脈の超音波検査)
当院の食事指導は以下の通りです。
厳しいですよ~~~!
<脂質異常症の食事療法>
「家族性高脂血症」は早期発見・早期治療が必須!
LDLが正常値でも、HDLが低め(LDLの半分以下)だと動脈硬化が起こりやすい
大切なのは動脈硬化の管理!
<頸動脈エコーで動脈硬化が予測できる>
その1.トランス脂肪酸を減らす(または取らない)
・トランス脂肪酸はLDL(悪玉)を増やし、HDL(善玉)を減らす
<トランス脂肪酸が多い食品>
・マーガリン
・マヨネーズ
・ショートニング(洋菓子 菓子パン パンなど)
・洋菓子 ケーキ パイ ドーナツ ビスケット
・クリーム(生クリーム アイスクリーム コーヒークリーム パンに塗るクリームなど)
・スナック菓子、ポップコーン
・クロワッサン
*原材料名、品質表示にマーガリン、ショートニングと表示してある商品は買わないようにしましょう
その2.リノール酸の過剰摂取に注意
・リノール酸の過剰摂取で動脈硬化のリスクが上がる
<リノール酸の多い油・食品>
・炒めもの・揚げものに使う植物油(オリーブ油をは大丈夫)
・加工食品(パン、洋菓子、マーガリン、カップ麺、惣菜など)
・ファーストフードなど
その3.動物性脂肪を減らす
・肉の油は減らし、魚の油は落とさずに食べて血管を守ろう
その4.乳製品を減らす(または取らない)
・牛乳、チーズ、ヨーグルトに含まれる「飽和脂肪酸」はLDL(悪玉)を増やします
・カルシウムは他のもので取りましょう(小魚、大豆製品、青菜、海藻など)
まだまだ続きます・・・。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。