お問い合わせ・ご相談はお気軽に

横浜市都筑区茅ケ崎中央50-17
C・Mポート 8F

tel.045-949-2212
ひまわりレディースクリニック
電話をかける
横浜市都筑区茅ケ崎中央 50-17 C・Mポート 8F
  ▼ MENU

院長ブログ

母乳にしばられないで

液体ミルクの販売が始まり、母乳栄養のことが議論になってます。

赤ちゃんにとっても、お母さんにとっても、母乳が望ましいことに間違いはないと思います。

でもそれは、母乳がしっかり出るお母さんにとってです。

ミルクに比べて、母乳は安い、簡単、いつでも、どこでもあげられる。

液体ミルクの販売によって、ミルクも「簡単、いつでも、どこでも」可能になります。

それでも、やっぱり母乳が「最良」と言われるのは、母乳神話に縛られているからかもしれません。

私は母乳育児推奨の病院でずっと働いていました。

赤ちゃんは何日分かのお弁当を持って生まれてくるから、すぐに母乳が出なくても大丈夫。母乳が出るまで、しばらく糖水(砂糖水)を哺乳瓶であげます。

オッパイが出なくても、乳首を赤ちゃんにくわえさせると、キュッキュと吸ってくれます。これを吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)と言います。

そのうちに黄色い初乳が出て、この中には免疫がたくさん入っているので、初乳を飲ませることができれば、その後はそんなに頑張らなくてもいいのです。

時に、初乳も飲ませることができないというケースもあるので、母乳にこだわりすぎはよろしくありません。

でも、私も母乳神話に縛られた1人です。

母乳推進の病院に勤める産婦人科医だし、完全母乳でやるのが当たり前と考えてました。

1か月でギブアップでした。

1か月健診で「おっぱいが足りない」と上司の産婦人科医にポロッとこぼしたところ、

「それなら、ミルクあげればいいじゃない~」と簡単に言われて、とてもホットしたことを覚えてます。

母乳は栄養の一形態であって、母乳=愛情ではありません。

もちろん母乳育児ができればいいですが、そこにこだわらずに、オッパイなくても笑顔がたっぷりなら赤ちゃんは満足です。

 カテゴリー:子育て、思春期  2019年04月03日

クリニック概要

地図

Googlemapはこちら  >

横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。

ひまわりレディースクリニック
診療科目:
婦人科
住所:
横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F
TEL:
045-949-2212
最寄駅:
横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 日/祝 日祝
09:30~13:00
14:00~18:30

休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。