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院長ブログ
皮膚炎に十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)
皮膚炎の漢方は本当に難しいです。
乾燥してるのか、ジクジクしてるのか。
冷やしたらいいのか、温めた方がいのか。
使い方を間違えると悪化することもあるので注意が必要ですが、効いたかどうかは一目瞭然なので、やりがいのある分野でもあります。
十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)はどちらかというと乾燥性に使います。
化膿性皮疹やニキビに処方しますが、分泌物が多いものは効きにくいので見極めが重要です。口の周囲やあごの下のぷつぷつしたニキビ(吹き出物)には十味敗毒湯がよいらしいです。
それから、効能にじんましんとあります。
蕁麻疹がなかなか治らないとか、抗アレルギーを飲んでると出ないけど、止めると蕁麻疹が出るなどという方には、まず十味敗毒湯を処方します。もちろん全例というわけではありませんが、意外に効くので不思議です。
入っている薬草の効果は、痒みをとる、炎症をとる、膿を排出させる、熱をさますなどです。
さて、十味敗毒湯というと華岡青洲です。
漢方というと古代中国から伝えられ~というイメージがありますが、日本人が考えた処方もあります。
十味敗毒湯もその一つで、華岡青洲の処方です。
華岡青洲は江戸時代の外科医で、世界で初めて全身麻酔を用いた手術(乳がん手術)を成功させた人です。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。