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院長ブログ
萎縮性腟炎に八味地黄丸(はちみじおうがん)
漢方を勉強したいと思ったきっかけは、温清飲(うんせいいん)という漢方が私の皮膚炎にとてもよく効いたからですが、患者さんに処方して初めて喜ばれたのが「八味地黄丸(はちみじおうがん)」です。
冷え症の70代の女性でした。
症状は陰部の違和感、閉経後のエストロゲン減少が原因の「萎縮性腟炎」です。
八味地黄丸を処方したところ、違和感がなくなり、冷えもよくなったと喜んでくれたので、漢方ってすごいなあと実感したわけです。
八味地黄丸は「腎虚(じんきょ)」という状態に使う漢方です。
腎虚といっても、腎臓が弱いという意味ではありません。
「腎虚」とは、加齢現象だと思ってください。
・体がだるい、特に足腰がだるい
・毛が抜ける、毛髪に艶がない
・歯がぐらぐらする
・耳が聞こえにくい
・性機能の低下などです。
簡単に言えば、八味地黄丸はアンチエイジング漢方です。
そのため高齢者の漢方というイメージがありますが、最近では不妊治療でも使われてます。
生命エネルギーが消耗しているような方、冷え症、男性不妊などです。
注意したいのは、「地黄」という生薬です。
滋養強壮作用がありますが、胃にもたれることがあるので、その場合は食後に飲むようにしてください。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※毎週火曜日午前は植田院長と谷岡沙紀医師の2診体制となります。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。