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院長ブログ

「ヴィオラ母さん」こんな母親になってみたい・・・

漫画「テルマエ・ロマエ」の作者、ヤマザキマリさんが、お母さんのことを書いた本です。

毎日一緒にいなくても、愛情たっぷり、子どもの人権を尊重して、個性豊かに育てる。

ノンフィクションですが、小説だと思って読んだ方が楽しめると思います。

というのも、こんな素敵な子育てできないよ~~って思うからです(素敵かどうかはいろいろご意見あるかもしれませんが)。

ヤマザキマリさんの母、リョウコさんはシングルマザーのヴィオラ奏者。

帰りが遅いときは、妹さんと二人で、お母さんが作ってくれたオニギリと、お母さんが手紙と一緒に置いていった千円で食糧を調達して夕食を済ませ、布団を敷いて勝手に寝てた。

海外遠征もあって何日のいないときは、友人や知り合いの家にあずけられられることもあった。

これについてヤマザキマリさんはこう書いてます。

「いつもそばにいればいいというものではない。・・・親というものは、子供にとって、まず強く生きる人間の手本であるべきだと思うし、手放しでも子供がしっかり育っていけること、生きていけることを信じてあげるべきなのだと思う。」

たまに仕事がオフの日は、娘二人をドライブに連れてったり、演奏旅行に同行させたりと、自主休学、要するに「ずる休み」もあったようです。

マリさんと、母親のリョウコさんは多くの人に支えられたきたようですが、中でもマリさんの小学校のころの担任、初老の女性教師I先生の存在は大きかったようです。

I先生は、マリさんと「ひみつノート」という交換日記、リョウコさんとは「連絡帳」でのやりとりをほぼ毎日続けていました。

リョウコさんがずっと励みにしてたという、I先生の言葉があります。

「この社会で活き活きと生きること。たとえいつも一緒にいられなくても一生懸命に働き、満足していること。それを知ってもらうことも、素晴らしい母親のあり方です。」

おそらくI先生も「一生懸命に働き、満足している」教師だったのかもしれません。

私自身の子育てを振り返ってみたら、反省することばかりです。

一生懸命に働いていたかもしれないけど、不満だらけだったなあと。

そんなことを考えながら読み終えましたが、気持ちは爽やか。

生きる力を与えてくれる本だと思います。

 カテゴリー:子育て、思春期 , 読書、本  2019年05月29日

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