院長ブログ
最近のピルは出血させない♡
昨日の外来はバタバタしてしまい、
初めての患者さんにもかかわらず、
診察室であまりお話ができず、
看護師(助産師)に治療の説明をお願いしてしまいました。
本当はゆっくりお話ししたいのですが、
当院は予約制ではないので、
混んでいるときはスタッフにお願いすることがあります。
でも、ご安心ください。
当院のスタッフは女性の体のこと、ホルモンのこと、薬のこと、
とても勉強してます。
どうぞ安心してご説明をお受けください。
さて、最近は月経痛が辛いので「低用量ピル治療したいです」
更年期障害だと思うので「ホルモン補充療法(HRT)したいです」
と言って受診される患者さんが多くなりました。
自分の体の不調に気づき、
どうしたらいいのか自分で決められるというのは、
とても素晴らしいことです。
(ただし、ホルモン剤は健康な女性であれば使用可能なはずですが、喫煙習慣があるなど、リスクを伴う場合もあるので、まずはご相談ください。)
低用量ピルについては、
避妊や月経痛の緩和だけでなく、
子宮内膜症の予防や治療、
卵巣がん・子宮体がんの予防、
月経前症候群の治療などなど、
様々な副効用がありますが、
最近のトレンドは「出血させないピル」です。
ヤーズフレックスやジェミーナと言うピルです。
このようなピルが無かったころには、
オーソという低用量ピルを連続して服用することで、
できるだけ出血する機会を減らし、
子宮内膜症の治療効果を上げたり、
月経トラブルを減らすようにしてました。
つまり、休薬やプラセボ(偽薬)をできるだけしないで、
実薬(ホルモン剤)を長く飲み続けるという方法です。
出血は炎症なので、無い方がいいのです。
出血(生理)時の腹腔内への逆流血を減らすことで、
子宮内膜症にもなりにくくなります。
(もちろん、内膜症治療目的でピルを飲んでいる方は、治療効果も上がります。)
避妊目的でピルを服用する場合は、
定期的な出血がないと不安だという方がいるかもしれませんが、
そうでなければ、
出血はできるだけ起こさずに低用量ピルを使ってみましょう。
ご相談ください。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。