おはようございます。

今日のブログは既に書いたのですが、

NHK「おはよう日本」でピルのことをやっていて、

朝から感動したのでその話題です。

保健の授業で先生が

「皆さんの中で（ピルを）飲んでる人はいないと思うけど・・・」と言われて、

 女子高生は「悲しくなりました。ピル飲んでます。偏見をなくしたいです」

という話から始まりました。

この話は、産婦人科の仲間の中で話題になっていて、

マスコミがキャッチして紹介してくれたのは嬉しいことです。

ピルは避妊薬というイメージがまだ根強いようで、

生理痛の治療で飲んでるのに、

周りから偏見の目で見られることがあります。

実際に、当院の外来でも、

母親から飲むのをやめるように言われたという話を聞きます。

ピルは月経痛や子宮内膜症の治療薬。

（子宮内膜症による）不妊症を予防することができます。

女性たちが安心して気持ちよく治療が受けられるように、

周りの皆さまのサポートをお願いします。

それから、私の個人的な意見としては、

ピルへの偏見というよりも、

「避妊」という言葉に対しての偏見があると思います。

避妊！とっても大切なことじゃないですか～

と言いたいところですが、

論点がずれるので今日はやめておきます。