本日8月3日（土）の診療は9時～11時までです。

今夜は佐賀で講演のため12時半のリムジンバスで羽田に行きます。

「女性が輝く未来をつくろう！

～当院における低用量ピル処方の工夫～」

という演題名でお話する予定です。

患者様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力をお願い申し上げます。

そして明日、8月4日（日）は松本で思春期ネットの学習会です。

思春期ネットは長野県松本市の助産師、養護教諭で始めた会です。

準備会も入れると今回で15年30回になります。

今回もとても素晴らしい内容ですのでご紹介しますね。

◆　会員発表    
「オレンジリボンタスキリレーについて＆今後の虐待防止のありかた」
太田美穂子さん（長野県立こども病院　助産師）

◆　特 別 講 演
「児童養護施設で暮らす子どもたちの「生」と「性」
　　　～性被害の影響とそのアプローチ～」
山口修平さん（児童養護施設「一宮学園」副施設長）
　
講演要旨：
児童福祉施設では、虐待を主訴とする入所が急増しています。虐待による入所
の中でも、性的虐待を主訴とするものは、入所児童の２～５%を推移していま
す。虐待種別から見ると、その割合は決して多くはありません。しかし、入所
後、これまでの生育歴に関するアセスメントや子どもからの被害開示により、
表面化することが少なくありません。性的虐待を受けた子どもたちの支援は、
他の虐待を受けていた子どもよりも困難であり、対応に苦慮することが多いの
も事実です。時には子どもが子どもに性暴力を振るうこともあります。子ども
への性暴力をどうすれば防げるのか、被害にあった子どもたちをどのように支
援していけばいいのか、多機関が連携し、早期発見・早期介入、その後のケア
について考える時間にします。