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院長ブログ

低用量ピル 全体のがんのリスクは減ります

月経痛でピルを飲んでる患者さん。

月経痛よくなったからピルを止めてみました。

そしたら、やっぱり痛いのでピル再開したいです。

そうだね、ピルには他にもいいこと(副効用)があるので、是非将来のために続けてください。

というのは、微笑ましい外来の1シーンです。

ところが、こんな理由でピルを中断する患者さんが時々いらっしゃいます。

(インター)ネットに、ピルを飲むと乳がんになるって書いてあったから止めました。でも、月経痛が辛いのでどうしたらいいのでしょうか?

本当にピルで乳がんが増えるのでしょうか?

ピルと乳がんについては、いくつかの報告がありますが、乳がん発症リスクを増加させるというのと、増加しないという両方の報告があります。

増加するという報告を見ると、1.08倍とわずかに上昇するというものです。仮にそうだとしても、中止後10年以上経過するとリスクは無くなるといいます。

また、乳がんがわずかに増えたとしても、卵巣がんや子宮体がんなどが減るので、全体のがんリスクは10%~15%減ります。

さらに、日本人の乳がん患者さんは、11人に1人です。

ピル飲む、飲まないにかかわらず、11人に1人は乳がんになってしまいます。乳がんは(子宮がんもですが)、早期発見ができるがんです。

10代、20代の女性がピルを飲むメリットは、たくさんあります。月経痛がある方は、子宮内膜症やそれによる不妊症の予防ができます。

どうぞ、ネットの情報に振り回されないように、ピルライフを楽しんでください。

 カテゴリー:低用量ピル、月経  2019年11月15日

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