院長ブログ
閉経後の陰部の症状に、エストロゲン腟錠
閉経後は女性ホルモンのエストロゲンが減って、陰部の症状が起こることがあります。
性交痛は比較的早い時期に起こり、夫婦関係がぎくしゃくして、HRT(ホルモン補充療法)を希望していらっしゃる方がいます。
また、閉経して数年~10年以上してから、陰部の症状が気になって受診する方がいらっしゃいます。
乾燥する、かゆい、ヒリヒリする、痛い、おりものが出るなど、症状は人それぞれです。
エストロゲンが減って、腟に潤いがなくなる。
腟には自浄作用というのがあって、健康な女性の腟にはデーデルライン桿菌という善玉菌がいて、腟内を酸性に保って雑菌などの感染を防ぐ作用が働いてます。
おりもの(帯下)が酸っぱい匂いがするのはそのせいです。
エストロゲンが減ると、デーデルライン桿菌が減って腟の自浄作用が下がります。
その結果、腟炎をおこしやすくなります。
治療には、エストロゲンの局所投与(腟錠)が有効です。
もちろん、HRT(ホルモン補充療法)で全身にエストロゲンを補充する治療も有効です。
腟錠は、自分で入れられる方は入れてもらいます。寝る前に1錠、ほぼ毎日入れてる方もいますし、週1回とか月1回という方もいます。
それぞれの症状、気になるかどうかで、使用頻度は変わります。
腟違和感の治療には、最近レーザー治療もありますが、当院では扱っていないので、まずはエストロゲン腟錠をお試しください。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。