今年もジェンダー・ギャップ指数が発表になりました。

経済、政治、教育、健康の4分野で、世界各国の女性の地位を分析したものです。

昨年は世界全体で110位、今年は過去最低の121位、先進国では最低水準です。

皆さんも日常生活で男女間格差感じてませんか？

世界121位という男女格差の要因は、主に政治や経済分野にあります。

対象153カ国のうち

政治　144位

経済　115位

教育　91位

健康　40位

日本の平均寿命は、女性87歳、男性81歳と女性の方が長生きなのに、健康分野での40位というのは不思議に思うかもしれませんが、男女間格差を調べるときは、平均寿命でなく「健康寿命」を参考にするらしいです。

健康寿命とは、介護を受けたり寝たきりになったりせず日常生活を送れる期間のことです。女性は74歳、男性は72歳くらいと言われてます。

平均寿命から健康寿命をひくと、女性は約13年、男性は約9年間が介護または寝たきりということになります。

女性の寝たきり期間が長いのは、骨粗鬆症の影響などが指摘されてます。

おそらくそのうちに、骨粗鬆症検診というのが政府から提案される時期がくると思いますが、閉経したら一度は骨密度検査を受けておきましょう。

教育の分野においては、昨年女子学生の医学部受験が問題になりましたね。

経済は男女間の賃金格差、管理職に女性が少ないこと。

政治では女性議員の少なさが指摘されてます。政治については書きたいことがありますので、続きは・・・またいつか。