今週は骨粗鬆症の予防や対策について書いてきましたが、まずは皆さん、閉経近くなったら骨密度検査を受けてみましょう。

さて、待合室の血圧計ですが、数値の印刷ができなくなりました。患者さんには手書きで紙に書いていただき、ご迷惑をおかけしております。

開業当時からなので十分働いてくれたと感謝してます。新しい血圧計を購入予定なので、もうしばらくお待ちください。ご協力をお願いします。

当院では妊婦健診をしてませんが、血圧計は必須機器です。特に、ピルの患者さんには1年に1回（45歳以上の方は毎回）血圧を測っていただいてます。

45歳以上の方に毎回測ってもらっているのは、どうやら閉経近くなると血圧が高めになる方がいるからです。

少し難しい話になります。ピルは閉経まで飲める薬ですが、飲んでると毎月出血があるので、閉経してるのかどうかわかりません。閉経期かどうか判断するには、いったん薬を中止してホルモン検査を行います。

特に問題なければ当院では50歳くらいでホルモン検査をします。しかし、血圧が上がってくるなど体調の変化が出た場合は、40代でもホルモン検査をします。

その結果、閉経が近い（または閉経らしい）と判断した場合は、ピル卒業となります。

安全にピルを服用していただくために、患者さんの状態の変化には注意してます。どうぞ安心してピルを続けてください。