院長ブログ
スーダン 女性が社会を変える
認定NPO法人ロシナンテスの川原尚行さんとの出会いは、2018年10月の東北みやぎ復興マラソンです。
それから私もロシナンテスの寄付会員になり、毎月1,000円の寄付をしています。
ロシナンテスは主にスーダンの医療を支援する活動をしています。
外科医だった川原尚行さんは、外務省に入り、大使館の医務官としてスーダンに赴任しましました。
「しかし、日本政府は当時内戦中のスーダンへの援助を停止していたため、目の前で苦しむスーダンの患者さんを救うことが許されなかったのです。川原は外務省を辞して、スーダンで医療支援を始めました。これが、ロシナンテスの活動のきっかけです。」(ロシナンテスHPより抜粋)
ロシナンテス事務局からは定期的に活動報告メールが来ますが、昨年末の川原さんが書いたスーダン現状報告は厳しい内容でした。
「私は2002年からスーダンにいますが、今までで最悪の治安状況となりました。日本人スタッフの危険性を感じ、彼らの緊急帰国をオペレーションしました。」
スーダンではないですが、中村哲さんの訃報が昨年より報道されてますね。
日本で日々安全に過ごせることに感謝したいです。
さて、スーダンは厳しい治安状況ではあるものの、昨年8月に、暫定統治機構が生まれました。
計11人で構成された組織ですが、女性が選ばれていたことに、川原さんは大変驚いたそうです。
「イスラム色の強いスーダンでは、過去要職を占めていたのは男性でしたが、民間からは2人の女性が選ばれています。さらに一人の女性はイスラム教ではなくキリスト教です。」
「外務大臣には女性が就任しました。スーダン政府史上初めての女性外務大臣です。」
さらに、昨年完成した給水所の「水管理委員会」に女性の参加を促したところ、13人中、6名の女性が入りました。
スーダンもこれからは女性の活躍が期待されてます。
女性が社会を変えるというのはどこも同じ。
日本はどうなんだ~~。
2019年のジェンダー・ギャップ指数で、日本は153カ国中、過去最低の121位。
日本の女性の皆さん、このままでいいんですか?
ここらへん、上野千鶴子さんがバッサリ言ってくれてます。
上野千鶴子さんのお話は、また別の機会にでも。
今日はこのへんで。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。