お問い合わせ・ご相談はお気軽に

横浜市都筑区茅ケ崎中央50-17
C・Mポート 8F

tel.045-949-2212
ひまわりレディースクリニック
電話をかける
横浜市都筑区茅ケ崎中央 50-17 C・Mポート 8F
  ▼ MENU

院長ブログ

PMS 月経前症候群の治療

1月23日(木)は横浜市産婦人科医会の月例研究会でした。

毎月開催しているこの研究会は、今回で581回となりました。

今回のテーマはPMS。

月経前症候群(げっけいぜんしょうこうぐん)のことですが、PMSという略語がすっかり定着してきているような気がします。

こちらが診断するまでもなく、例えば「生理の前にイライラするのでPMSだと思う」と、患者さん自身がしっかり気がついて、治療を希望されてくることが多いです。

原因は諸説ありますが、私は、排卵後の黄体ホルモンによる作用(悪さ)だと思ってます。

実際に、更年期症状の治療でHRT(ホルモン補充療法)をする際に、エストロゲンだけだと調子いいのに、黄体ホルモンを重ねるとPMS様の症状を訴える方がいます。

(でも、エストロゲンだけでは子宮内膜が厚くなって、子宮体がんのリスクがでるので、子宮のある方は必ず黄体ホルモンを併用しなければなりません。・・・安心してください。合わなかったら別の種類の黄体モルモンを使えばいいのです。)

話をもどしますが、PMS症状にはいろいろありますが、だるい、眠い、頭痛、浮腫、腹痛、便秘、肌荒れなど体の症状。

それから、イライラ、泣きたくなるなどの精神症状。

低用量ピルを飲む前の私は、まさにPMS症状のオンパレードでした。

イライラして家族にあたって、喧嘩になって、夫から病院に行くように言われて来ました。という患者さんが時々いますが、それ昔の私です。

PMSの治療にはいろいろありますが、ピルがとても効果的です。

排卵を止めることで、月経前の黄体ホルモンの山がなくなります。

ピルを飲んで月経痛が楽になったのもよかったけど、夫婦喧嘩が減った。子どもに大声あげることも減った。家族円満。(まあ、そう単純ではありませんが・・・)

PMSに困っている方はピルを試してみてください。

でも、妊娠希望の場合は飲めませんよね。

その場合は、漢方や食事療法などもあります。

カルシウム、ビタミンB6 、マグネシウムなどのビタミン・ミネラルがいいようです。

他にも方法はありますので、お困りの方はご相談ください。

 カテゴリー:低用量ピル、月経  2020年01月25日

クリニック概要

地図

Googlemapはこちら  >

横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。

ひまわりレディースクリニック
診療科目:
婦人科
住所:
横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F
TEL:
045-949-2212
最寄駅:
横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 日/祝 日祝
09:30~13:00
14:00~18:30

休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。