2月2日、日曜日はBLS（basic life support）講習があって参加してきました。

BLSとは、心肺停止（心臓や呼吸が止まってしまう）の時の一時救命処置のことです。

最も重要なのは胸骨圧迫、いわゆる心臓マッサージです。

質の高い胸骨圧迫、質の高い救命処置を行うことで、脳や心臓に酸素をしっかりし送ることができます。

昨年はマラソンで2件の心肺停止を経験しました。

一つは一般ランナーとして、もう一つはランニングドクターで走った大会で遭遇しました。

どちらも、すでに救命処置中で、意識が回復して本当に良かったです。

3月から今年もランニングドクターとしての仕事が始まります。

3月8日の静岡マラソンが最初です。

私が所属する「日医ジョガーズ」というランニングドクターの組織では、BLS講習の受講が必須です。

資格の更新は2年に1回です。

昨年12月までに更新しなければいけなかったのですが、更新講習会参加への都合がつかず、期限切れとなり、2月2日は新規枠で受講してきました。

実技実習が充実しているので、自分のスキルアップもできます。

何よりも質の高さを求められるので、救命処置の重要さを再認識しました。

それにしても・・・マネキン人形を使って胸骨圧迫や人工呼吸の練習をするのですが、参加者はおそらく20～30代の方ばかり。

マネキンの胸の上に置いた手、皆さん若々しい手をしてました。

自分の手をみて思いました。

老けたな～～。