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院長ブログ

子宮腺筋症のHRT

子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症はエストロゲンという女性ホルモンの刺激で進行する病気です。

閉経してエストロゲンがなくなると、子宮筋腫や腺筋症は縮小、子宮内膜症は完治に向かいます。

閉経して月経がなくなれば、あんなに辛かった症状がなくなる。

治療をしていた方は、治療終了です。

ところが、閉経して月経がなくなったのは嬉しいけど、ほてり・のぼせ・ホットフラッシュ、気持ちが沈む、体がだるい、関節が痛む・・・など、更年期症状が困るという方がいます。

更年期症状なんか放っておけばいいのですが、仕事にまで支障が出るようなら対策を考えなくてはなりません。

更年期障害といえばHRT(ホルモン補充療法)です。

エストロゲンを補充して更年期症状を改善させます。

子宮筋腫も腺筋症も、子宮内膜症も、HRTは禁忌ではありませんが、病気が再燃するリスクがあるので慎重に行います。

特に、粘膜下筋腫で出血が多かったとか、子宮内膜症でチョコレート嚢胞があった方は、要注意です。

子宮腺筋症はどうでしょうか?

子宮腺筋症は、子宮内膜と同じ組織が子宮筋層内にできる病気です。

月経痛の原因になったり、月経量が増えたりします。

HRTをすれば更年期症状は改善するけど、子宮が大きくなって、また月経のような出血が起こってしまいます。

そこで、子宮腺筋症の患者さんにHRTをする場合は、少ない量のエストロゲンを使うことがあります。

エストリオールという70代~80代の女性が服用するくらいの弱い薬です。

また、子宮内膜組織への刺激を少なくするために、黄体ホルモンの量なども調整することがあります。

閉経後に気をつけなければいけないのは、動脈硬化と骨粗鬆症です。

HRTをしない、あるいはできない場合には、動脈硬化と骨粗鬆症に注意しなければなりません。

閉経後も楽しく生活できるように、健康に過ごせるように、応援したいと思います。

 カテゴリー:子宮内膜症/子宮腺筋症、子宮筋腫 , 更年期、HRT、イソフラボン  2020年02月26日

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