院長ブログ
閉経後 腟の乾燥
ちょうど年度末で、楽しいテレビドラマもなく、新型コロナウイルスのニュースばかりで気が滅入ってます。飲んだり、食べたりが好きなので、週末と平日の夜の外出自粛はかなりこたえてます。
お前はマイナス思考で、そういう愚痴ばかり言うからダメなんだと夫に言われますが、自分でも本当にそう思います。
そういうわけで、明日からは明るく楽しい「ひまわりさん」になれるよう、(私は無理かな~~)笑顔が素敵なスタッフに頑張ってもらいましょう。
よろしく!
さて、本日は閉経後に起こりやすい腟の乾燥の話です。
50歳近くになり、1年以上出血がなければ閉経です。
閉経して女性ホルモンのエストロゲンが低下すると、肌の潤いがなくなるように、腟の潤いもなくなってきます。
のぼせ、ほてり、発汗、関節痛などの更年期症状は閉経前後から起こりますが、腟の乾燥は60歳前後から気になる方が多いようです。
腟の乾燥は、気にならなければ放置してもよいです。
しかし、違和感や痛みを訴える方がいます。
また、性交痛は苦痛以外の何物でもありません。
これは放置すべき症状ではないですね。
治療方法はいろいろあります。
(その1)エストロゲン腟錠
一番簡単な方法は、エストロゲンの腟錠を腟内に入れる方法です。
だいたい一週間に1回くらい挿入している方が多いですが、毎日入れている方もいます。
月1回くらいという方もいますし、使用頻度は個人差があります。
小豆大くらいの錠剤なので、入れるのはそんなに大変ではありません。
自分でいれるのはちょっと・・・という方は、クリニックで1回入れますので、どれだけ症状が良くなるか観察してみてください。
(その2)メノケアモイストゼリー 塗り薬
「メノケアモイストゼリー」はデリケートゾーンの乾燥が気になる方のための保湿剤です。
症状のある方にはサンプルをお渡ししてます。
50g 1,500円でしたが、販売元が変わり、1,100円でお分けできるようになりました。
スタッフまでお気軽にお尋ねください。
(その3)その他
HRT(ホルモン補充療法)から、漢方、大豆イソフラボン(エクオール)、メノケア以外の外用薬など、いろいろお試しいただき、自分に合ったものを見つけてください。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。